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素敵なロゴが作りたい!何から始めればいい?

学校のロゴ作成に押さえておくべき5つのポイント

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小学校や中学校などでは既存のロゴマークがあることがほとんどですが、専門学校や通信教育の学校など、ニーズに応じた学校も次々に生まれてきています。新しい学校を作るときにはロゴ作成をしようと考えるのがもっともなことですが、どのようにして作成したら良いのでしょうか。

ロゴ作成をするときの5つのポイントを紹介します。

ロゴ作成をする意味

学校のロゴ作成で押さえておくべきポイントを紹介する前に、そもそもロゴを作る意味は何なのかを理解しておきましょう。学校はどこでもロゴマークがあるから作らなければならないものだと思うかもしれませんが、ロゴマークを作るかどうかは自由です。

ロゴ作成をするメリットはブランディングをしやすいことで、このロゴがついているものはこの学校のものだということが一目でわかるようになります。学校の校舎や設備、学生が着る制服などにロゴを入れて帰属意識を持たせることができ、対外的に宣伝するときにもロゴ一つでこの学校だと認識してもらえます。

学校のオリジナルグッズを作成して販売するときにもロゴを入れておくだけで付加価値が生まれ、卒業生などに喜んで買ってもらえるでしょう。ホームページやパンフレットなどにも統一感が生まれ、ブランドとして認知してもらえるようになると学生も集まりやすくなります。

このようなブランド戦略を展開する上でロゴを作るのには大きな意味があります。

既存の学校の系列ならブランドを重視

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ロゴ作成をする意味から推察できるように系列の学校があるならブランドを重視したデザインをするのが大切です。

既に小学校と中学校、高校を経営しているときに新たに短期大学を設置するという学校法人もあるでしょう。このようなときには今まで設置してきた学校に共通するブランドイメージがはっきりとわかるように新しい学校のロゴを作るのが基本です。

同一ブランドと一般の人に認識してもらえることで、既存の学校に対して好印象を抱いてきた人たちがぜひとも入学を検討したいと思ってくれる可能性が高まります。全く同じデザインにするよりは共通点を持たせて違いもあるように仕上げた方が個々の学校に独自性があると直感的に認識してもらうことができてより良いでしょう。

エンブレムとテキストの組み合わせが簡単

学校のロゴ作成が初めての場合にはどのようにして手を付けたら良いかで悩みがちですが、エンブレムとテキストを組み合わせたシンプルなデザインにするのがポイントです。

あまり手の込んだデザインにしてしまうと記憶に定着しにくくなってしまい、ブランド効果が低下してしまうリスクが高いからです。特に長期的なブランド戦略を立てたいときにはいかにシンプルですぐに記憶に留まるかを重視しましょう。

エンブレムは、今後他の系列学校も設置していきたい場合にはずっと使う可能性が高いので、こだわりを持って作るのが大切です。学校のコンセプトを体現するようなデザインにするのが基本なので、教育理念をはっきりとさせてからロゴ作成をしましょう。

テキストは学校名を入れるだけなのでそれほど難しくはありませんが、フォントやサイズ、色などを考えていくと選択肢はたくさんあります。読みやすさを重視してデザインするように心がけると覚えてもらいやすくなります。

おしゃれなロゴ作成をしてお店をアピール

英語と日本語を考えよう

テキストについては言語をどうするかもよく考えるのがポイントです。日本人しか対象にしない方針であれば日本語のテキストだけでロゴを作れば十分ですが、世界から人を集めたい場合もあるでしょう。その場合には共通語として使用することが多い英語でロゴを作成するのが良い方法です。

専門学校でも日本に来ている外国人が入学したいと思うことも多くなり、通信教育も海外の人が利用するケースがしばしば出てきています。そのため、より広く学生を集められるようにするには英語のロゴも重要になってきているのが現状です。

学校の名前によっては漢字やひらがななどの形や意味が教育理念に関わっていることもあります。そのような場合には日本語と英語のロゴを両方とも作成するのも良い方法でしょう。

使用するシーンを考えてデザインしよう

ロゴをどのようなシーンで使うかを考慮してデザインするのもポイントです。ロゴに使用したエンブレムだけでも学校を象徴するマークとして使用できるので、ロゴとエンブレムの使い分けを想定してデザインするようにしましょう。

シーンごとにエンブレムだけを入れるのか、ロゴ全体を入れるのかを個々に考えていくとロゴのエンブレムとテキストの位置関係やバランスなどを考えやすくなります。特に重要なのが全体としての形状で、エンブレムは正方形あるいは円の中に収まるようなデザインにするのが一般的です。

ロゴマークはテキストがある影響で横長に仕上がることが多くなっています。ただ、テキストを円形に並べるなどの工夫をすればロゴマークも正方形や円にしてワンポイントマークとしてプリントするようなことも可能になります。

学校のオリジナルグッズには学校名入りのロゴを入れたいけれど、横長になってしまうとグッズの種類によってはプリントしにくいのは確かです。グッズ販売によるブランディングや売り上げを考えているならこのような視点でデザインを考えるのも重要になります。

簡単に作るにはツールを使おう

ロゴ作成をしようとしたけれど結局かなり難しいという場合もあるでしょう。センスが必要になるのは確かなのであまり芸術的なセンスに自信がない人はいかにして楽に作るかを考えるのが大切です。ツールを使うのがポイントで、ロゴとテキストをうまく組み合わせて自動作成してくれるツールが存在しています。

オンラインで簡単に使えるツールも多いので活用してみましょう。この際に重要なのが、自動作成されたロゴをそのまま使用しないことです。同じツールを使って作ったロゴは似通ってしまう傾向があります。特に競合する学校のロゴとの差別化を意識して、適切に編集をして完成させるようにしましょう。

ツール上で編集できるようになっているのが一般的で、操作もマウスだけでできる簡単なものがほとんどです。

ブランドを意識してわかりやすいロゴを作成しよう

学校のロゴ作成はブランド戦略を考える上で重要なことで、エンブレムとテキストを合わせたシンプルでわかりやすいデザインに仕上げるのが効果的です。

ツールを使えばすぐに原案を作ることができるので、他校との差別化を意識しながら編集すると簡単に完成させられるでしょう。細かなデザインは使用シーンを考えて決めるのが良い方法です。

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